ゴミ出し難民の深刻化

高齢化社会において、地域の問題点は山積みである。その中に足腰の弱い独居高齢者のゴミ出し問題もその1つだ。

つまり、膝や腰などを痛め虚弱になっている独居高齢者は、ゴミ捨て場までゴミを持っていくことができない。また、認知症でゴミの曜日がわからなくなったり、分別できなくなってしまうことから、自宅がゴミ屋敷化してしまうケースもあるらしいのだ。

 
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私は介護予防のための運動指導を長年行ってきた。歩ける足腰の筋力をできるだけ維持するために、簡単な筋力トレーニングや体操を高齢者の方々に提供してきた。そのことが、いかに重要な仕事であったかを考えさせられる。


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介護保険の改正とともに、要支援者はできるだけ地域の中で生活していける受け皿が必要な社会になってきている。困ったときに助け合うという、ひと昔前では当たり前のようにできていたことが、昨今ではその仕組み作りを工夫していかなければならない。

 

私は、社会的な支援や地域の取り組みの中で、高齢者の孤独を作ってしまわないようにすることも大切だと思うが、みんなひとりひとりが年老いていくことについて考え、生活の中で動く身体を維持していく努力も必要ではないかと思う。身体と心の健康を自分で守っていく、自立人が支えあえば、高齢化社会はもっとわくわく楽しい未来へと繋がるのではないだろうか。

それをサポートできる人でありたい。

 #介護予防#総合事業#高齢者ゴミだし問題

#高齢者の筋力トレーニング#介護予防体操